3階は哲学者

石川啄木ファンのブログです

2019-12-28から1日間の記事一覧

啄木を歩く/函館編(その1)

「石川啄木の足跡を巡る旅/函館編」(その1/その1〜その4)2019年11月20日から2泊3日で函館に行ってきました。その旅の記録です。 まずは羽田空港から。12時45分、函館空港に向けて出発します。 函館空港からリムジンバスで函館市内へ。 途中で啄木小公園の横を通…

啄木を読む/「石川啄木入門」

「石川啄木入門」 著者 池田功 発行 桜出版今さら入門もない、と思ったらとんでもない。初めて知るような内容が沢山書いてあります。タイトルに偽りあり(笑)!!著者は国際啄木学会の現会長です。

啄木を読む/「石川啄木〜生誕120年記念〜」「石川啄木の終焉と妻節子〜啄木没後百年特別企画〜」

「石川啄木〜生誕120年記念〜」「石川啄木の終焉と妻節子〜啄木没後百年特別企画〜」 ※どちらも発行は函館市文学館本というより"冊子”という感じですね。公式には"図録“という扱いらしいけれど。でも生誕120年記念の方は研究論文が多数掲載されていて、とても読み…

啄木を読む/「啄木詩集」

「啄木詩集」 著者 石川啄木 発行 岩波文庫前回「呼子と口笛」を読んで、改めて啄木の詩の素晴らしさを感じたので、今回初めて全詩集を読んでみました。結論から言うと「呼子・・・」以外はそれほどでも無かったかな。やはり啄木が社会に覚醒した後の方がドラマティック…

啄木を読む/「石川啄木〜新潮日本文学アルバム〜」

「石川啄木〜新潮日本文学アルバム〜」 発行 新潮社豊富な写真で石川啄木の実像をあぶり出す試みです。ただし直筆資料が多すぎてやや中だるみの印象。コアな啄木ファンは必見です。

啄木を読む/「呼子と口笛」

「呼子と口笛」 著者 石川啄木 発行 青空文庫POD 底本 中央公論社石川啄木の詩集です。短歌のイメージの強い啄木ですが実は詩も凄い。特に明治44年に書かれたこの詩集は、今ならロックそのものと言って良いのではないでしょうか。

啄木を読む/「石川啄木〜漂泊の詩人〜」

「石川啄木〜漂泊の詩人〜」 発行 平凡社(ムック)僕らは若い頃、仲間が集まると、よく「君は啄木派か?賢治派か?」という会話をしたものです。石川啄木と宮沢賢治はともに盛岡一高出身で、夭折の天才と言われ、よく比較されました。その当時、周りは賢治派が多く、僕…

啄木を読む/「石川啄木という生き方」

「石川啄木という生き方」 著者 長浜功 発行 社会評論社石川啄木の評伝です。ちょっと言葉使いの汚いところが残念かな。もうちょっと良識ある言葉を選んで欲しいというのが著者への願いです。それはそれとして、読んでいるとジョンレノンの生涯を思い出しまし…