3階は哲学者

石川啄木ファンのブログです

啄木を歩く/函館編(その1)

石川啄木の足跡を巡る旅/函館編」(その1/その1〜その4)
2019年11月20日から2泊3日で函館に行ってきました。その旅の記録です。

f:id:wazze2001:20191228215343j:imageまずは羽田空港から。12時45分、函館空港に向けて出発します。

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函館空港からリムジンバスで函館市内へ。

 

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途中で啄木小公園の横を通ります。啄木坐像がお出迎え。

 

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まずはホテルにチェックイン。泊まるのは昭和初期に建てられた元富士銀行の建物をリノベーションしたホテルHAKOBA。建物自体が歴史的建造物で素晴らしい。

 

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早速出かけます。予想外の雪に驚きました。

 

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向かったのは函館文学館。啄木の資料が豊富に展示されていることで有名です。今回の主要訪問先の一つでもあります。期待して館内を見学したのですが、常設展は残念ながら、僕の知ってることばかり。まぁしようがない。でも企画展は直筆資料を展示してたので、少しは良かったかな。

 

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館内に展示されている啄木坐像。啄木小公園のレプリカです。(これのみ撮影可)
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ここで係員に「啄木の"最初の墓”に行きたいので場所を教えてほしい」と尋ねたところ、奥から学芸員の方が出てきて、「分かりづらいので、現地で説明しないと無理です。ここでは教えられません!」と言われてしまいました。残念!(この話は後でまた出てきます)

 

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気を取り直して、函館文学館で図録を2冊買い求めました。ここでしか売ってないもので良かった!しかも内容も面白そうです!
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初日の啄木探訪はここまで。後は翌日に集中して廻ります。
さて、ここからは辻仁成絶賛のお店巡りを楽しみましょう(笑)

 

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という訳で夕食を・・・。
芥川賞作家 辻仁成絶賛のカリフォルニアベイビーへ。ここも昭和初期の古い建物です。辻仁成絶賛のシスコライスを頂きました(笑)

 

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その後は大門町の飲み屋街へ移動。函館の哀愁が詰まってます。

 

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辻仁成絶賛のバー「杉の子」へ入りました。ここは辻仁成ファンだけじゃなく、様々な文学ファンがやってくるそうです。ママさんも石川啄木に相当詳しく、函館ならではの色々な情報を教えてもらいました。

 

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函館が舞台の辻仁成の小説「海峡の光」をモチーフにしたカクテル「海峡の光」。他にも様々なカクテルを頂きました。
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このお店は本当に素晴らしい!文学談義に花を咲かせる事ができました。予想もしなかったけれど、今回の旅行のハイライトの一つになりました。

 

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ホテルに帰ります。思いがけず外は雪が降っていました。寒いけど良い感じ!こんな風に初日の夜は過ぎていきます。

(その2へ続く)